ダクタイル鋳鉄の組織と特徴

ダクタイル鋳鉄の組織(×100)

特徴

 摩耗の特徴は複雑で摩耗の条件、相手の材質、潤滑条件などにより色々変わってきます。マトリックス組織がフェライト地のものが耐摩耗性が大きい理由は、硬さと強さが比較的高いことと黒鉛形状が球状であること、そく潤滑剤的な効果が大であるからです。
 弊社のFCD80(KD80)及び最近開発製品化したFCD110(KD110)はパーライト型で中高速、中荷重、共通潤滑状態において特にすぐれた耐摩耗を示します。

1.高力マリアブル
2.マリアブル
3.普通鋳鉄(パーライト質)
4.ダグタイル鋳鉄(フェライト質)
5.ダグタイル鋳鉄(パーライト質)
耐熱性: 弊社のダクタイルの場合は機械的性質があまり変化せず、酸化スケールの発生量もあまりありません。これは組織が緻密で黒鉛の球状化が良好であるため酸化性ガスが侵入しがたいためです。
肉厚感度: 弊社のダクタイルは鋳物肉厚の厚い部分と薄い部分との硬さの違いがあまりありません。
被削性: 弊社のダクタイルは引張強さが強いにもかかわらず被削性が良好です。また鋳肌が滑らかですから加工の能率も良好です。
溶接性: 鉄・ニッケル溶接棒にて良好に溶接致します。
焼入: 高周波焼入良。

株式会社カトー ダクタイル鋳鉄の弊社材質データ

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